仕事が辛くてネガティブな感情でいっぱいになると、つい冷静さを失い、思いがけない行動をとってしまいがちです。
しかし、とってはいけない行動もあります。
後先考えずに行動して後悔しないように、やってはいけないことをご紹介します。
仕事を休むこと自体は悪いことではありませんが、無断欠勤は避けましょう。
無断欠勤は仕事の責任を放棄していることになり、社内での信用を失い、キャリアアップのチャンスもなくなります。
「どうせ辞めるんだから」と思う人もいるかもしれませんが、損害賠償や懲戒解雇の理由となり、転職活動にも影響する可能性があります。
また、職場でトラブルを起こすと、同僚との関係もギクシャクし、さらに仕事へのモチベーションが下がってしまうでしょう。
欠勤の連絡は社会人としての最低限のルールと考え、必ず入れてください。
「仕事がつらい」「仕事に行きたくない」と感じたら、辞めたいと思うかもしれません。
しかし、その勢いで仕事を辞めるのはおすすめできません。
次の仕事が決まらないまま仕事を辞めると、一時的に無収入になってしまいます。
すぐに次の仕事が見つかればよいのですが、転職活動が長引くと経済的に困窮してしまうかもしれません。
また、早く仕事を見つけたいという焦りから、「すぐに働ければどこでもいい」という考えになりやすく、転職に失敗してしまうこともあります。
さらに、採用担当者は「転職先が決まらないまま退職する求職者は、計画性のない人ではないか」と懸念することもあります。
もちろん、退職や転職をすることは悪いことではありませんが、今後のキャリアに関わるリスクは最小限に抑えるべきでしょう。
感情で退職を決めるのではなく、じっくりと検討した上で退職を決めるべきでしょう。
また、退職を決めたものの、上司に言い出せずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
上司に退職を告げられない場合は、退職代行サービスの利用などを検討してみても良いでしょう。
今の仕事が嫌で退職や転職を考えている人もいるかもしれませんが、「自分にとって辛くない仕事ってあるのかな？」「どうしたら自分にとって辛くない仕事を見つけることができるのだろう？」と悩んでる人のために、「辛くない仕事」「苦しくない仕事」の探し方のポイントをお伝えします。
自分に合った仕事を見つけるためには、徹底した自己分析が欠かせません。
詳しい自己分析方法をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
自分のキャリアの棚卸しをする
自分の強みを言語化する
具体的なエピソードを加えて整理する
まず、時代、会社、部署、仕事内容、扱った商品・サービス、目標達成のために工夫したこと、その結果などを時系列で書き出しましょう。
そして、これまでの経験を振り返りながら、「嬉しかった仕事」「辛かったこと」「学んだこと」「やりがいを感じたこと」「こだわったこと」「褒められたこと」などを書き加えていきます。
自分のキャリアを棚卸ししたら、過去の経験を分析し、「決めたことをやり通す力がある」「PCスキルがある」「スピード感を持って仕事ができる」など、自分の強みを明確にしましょう。
そして、自分の強みを裏付ける具体的なエピソードを添えて整理してみましょう。
その際、自分が得た気づきや仕事で大切にしていることも付け加えると、就活の自己PRとしてすぐに活用できます。
自分で自己分析をするのが難しい場合は、転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職のプロであるコンサルタントに相談し、一緒に自己分析を行うことで、自分を客観的に見つめることができます。
また、「適性診断」ができるサービスに登録すれば、自分では気づかなかった強みや得意分野を発見できるかもしれません。
仕事に興味がある方、時間に余裕がある方は、退職前に副業にチャレンジしてみることをおすすめします。
副業をすることで仕事のやりがいや充実感を味わうことができれば、本業への取り組み方も変わってくるかもしれません。
ただし、副業にチャレンジする際には、いくつかの注意点があります。
会社のルールや規則を守ること
健康管理をしっかりする
詐欺にあわないように注意すること
会社によって、副業を認めているところと、認めていないところがあります。
まず、自分の会社が副業に関してどのような規定を持っているのか、必ず確認しましょう。
無許可の副業は減給や解雇などの処分を受ける可能性があるので、「バレなければいいや」と考えるのは危険です。
また、副業をすると、単純に労働時間が増えます。
副業が本業に影響したり、体調を崩したりすれば、心身に余計な負担をかけることになります。
さらに、現在ではインターネットで多くの副業が提供されているため、詐欺の報告も増えています。
「簡単に稼げる」と宣伝しているものや、「教材費」などの名目で初期費用がかかるものは避ける、仕事を受ける前にネットで評判を確認するなど、詐欺の被害に遭わないように気をつけましょう。
どんなに好きな仕事でも、肉体的な疲れやストレスを感じると、働きたくなくなることがあります。
しかし、「つらい」「しんどい」というのは、体や心からの危険信号である場合もあるので注意が必要です。
そんなときは、自分を責めたり我慢したりするのではなく、一度立ち止まって自分の本当の気持ちに耳を傾けてみてください。
また、自分一人では解決できない場合は、信頼できる周囲の人や転職エージェント、退職代行サービス、病院などに頼るのも効果的です。
仕事の辛さを少しでも軽くするために、できることから試してみてください。
