
仕事に行きたくない、働きたくない時の対処法は?の記事でも紹介してきたように、「働きたくない」という気持ちには、さまざまな対処法があります。
しかし、そんな時にとってはいけない行動もあるので注意が必要です。
毎日「仕事に行きたくない」という気持ちを押し殺し続けていると、身体的・精神的なストレスが蓄積されていきます。
ダメージが蓄積された結果、突然動けなくなることもあります。
以下のような症状が現れたら、それは身体からのSOSサインである可能性が高いです。
毎日のように起こる胃痛や吐き気がする
仕事の悩みや不安で眠れない憂鬱になる
仕事に行きたくなくて朝から泣く
休日が終わるのが嫌で夜更かししてしまう
働きたくなくて、死ぬしかないと思ったことがある
働きたくないのに、めんどくさいと思うことがある
働きたくないがために、趣味や遊びに興味がなくなる
休み明けは無気力になり、どうしても仕事に行きたくなくなる
これらの症状は、仕事に対する拒否反応と言えます。
頑張りすぎたり、我慢しすぎたりすると、体だけでなく心にも悪影響が出ます。
体や心の調子が悪ければ、仕事も手につかなくなります。
体調不良を軽く考えず、自分自身と向き合うことが大切です。
病院を受診するなど、適切な対処をしましょう。
「明日から仕事に行きたくない」「1日でも働きたくない」と強く思うこともあるでしょう。
しかし、「仕事に行きたくないから辞めたい」と思っても、衝動的に仕事を辞めるのは良い判断とは言えません。
疲れていたり、気分が落ち込んでいたりすると、どうしても悪い方向に物事を考えてしまいがちです。
特に、夜中に一人で悩みや不安を考え始めると、思考が止まらなくなり、どんどんマイナス思考に陥ってしまうでしょう。
そのような状態では正しい判断ができず、仕事を辞めるか続けるかといった重要な決断をするのは危険です。
後で「決断が早すぎた」「もっと計画的にやればよかった」と後悔する可能性が高くなります。
また、無職の状態で今の仕事を辞めて転職活動を始めると、転職先が見つかるまでの間、収入がありません。
経済的な余裕がなければ、転職活動を続けることは難しく、焦って入社を決めてしまう危険性もあります。
どんなに仕事が嫌でも、すぐに仕事を辞めるのではなく、今の仕事を辞めて本当に後悔しないかどうか、よく考えた上で決断してください。
転職すべきかどうか迷ったら、転職エージェントを利用してアドバイスをもらうのも一つの方法です。
じっくりと検討した結果、転職を決意する人もいるのではないでしょうか。
そんな方には、転職エージェントや退職代行サービスの利用をおすすめします。
転職エージェントは、サービスによって特徴や強みは異なりますが、アドバイザーのサポートや希望条件に合った求人の紹介など、メリットはたくさんあります。
また、転職活動では企業への連絡などやることがたくさんありますが、転職エージェントに登録すれば、選考の様々な部分を代行してもらえます。
そのため、求職者は選考に集中することができ、現職を続けながら転職活動を行いたい方にとっては効率的です。
また、どうしても自身の口から「辞める」と言えない場合や、引き止めにあう場合は、退職代行サービスを使うことも検討してみましょう。
働きたくない理由は人それぞれですが、共通しているのは、適切な対処をするためには、その原因を見極めることが不可欠だということです。
そのためには、頭の中でぐるぐる回っているモヤモヤした気持ちを吐き出すことが大切です。
一人で悩むのではなく、家族や上司など信頼できる人に相談することで、自分の本当の気持ちを知るきっかけになるでしょう。
周囲からアドバイスを受けることで、気持ちが楽になり、思わぬ解決策が見つかるかもしれません。
多様な働き方が認められる今、働き方はひとつではありません。
必要に応じて休職や転職も視野に入れながら、後悔のない選択をしていきたいものです。