
明日から始まる仕事のことを考えて憂鬱になる日曜の夜や、「仕事に行きたくない、家にいたい」と思いながら通勤する朝、「そもそも働きたくない」と思う朝もありますよね。
そうはいっても、生活していくためにはお金が必要です。
働きたくないからといって、いきなり仕事を辞めるわけにはいきません。
無責任に仕事を放り出せば、周囲に迷惑をかけることになる。
こんなふうに、毎日落ち込んでいても、どうにかして仕事を続けている人はたくさんいるはずです。
仕事がつらいと、休みの日もゆっくりできないので、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。
今回は「働きたくない」と感じる理由について考えてみました。
「そもそも働きたくない」「仕事に行きたくない、家にいたい」と感じる人がいる一方で、「仕事に行きたくないのは甘えなのだろうか?働きたくないのは間違っているのだろうか?」と自分を責めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、仕事で悩んだり壁にぶつかったりすると、誰でもネガティブな気持ちになるものです。
なぜ自分が働きたくないのか、その理由を理解することが大切です。
「なぜ仕事に行きたくないのかわからない」という人も、その理由がわかればきっと気持ちが楽になるはずです。
それでは、仕事がしたくない理由として考えられるものをいくつかご紹介します。
労働環境が悪く、疲れる
やる気が起きず、仕事をしたくない
職場の人間関係が悪い
通勤がストレスになる
私生活に問題がある
何となく体調が悪い
それでは、それぞれの「会社に行きたくない理由」について、詳しく見ていきましょう。
残業が多い、仕事量が多い、忙しくて昼休みが取れないなど、労働環境が悪いから仕事に行きたくないと感じることがあります。
仕事量が多く残業が多くなると、生活が不規則になりがちです。
疲れた体を休める時間をとらないと、疲労がどんどん蓄積され、精神的な余裕も失われてしまいます。
「頑張っても給料が上がらない」「結果を出しても認めてもらえない」「めんどくさくて働きたくない」「無気力になってしまう」。
このように、さまざまな理由で仕事に対するモチベーションが下がり、「働きたくない」と感じている可能性があるのです。
仕事を通じて、苦手な人や仲の悪い人に遭遇することもあります。
「一緒に仕事をしたくない」「関わりたくない」と思う人がいるのではないでしょうか。
プライベートでは距離を置くことができても、仕事となると個人的な感情を考慮せずに仕事を進めるしかありません。
そんな人と接することやコミュニケーションに疲れてしまい、仕事へのモチベーションが下がってしまうというのはよくある話です。
職場の人間関係が悪いと、その空間にいることすら苦痛に感じ、「会社に行きたくない」と思ってしまうこともあります。
職場の人間関係の良し悪しは、働きやすさに直結する重要なポイントです。
特に、仲の悪い上司やチームメンバーがいると、仕事に支障をきたし、キャリアに悪影響を及ぼすこともあります。
また、新人や新卒の場合、職場に馴染めないこともあります。
「満員電車に乗るのが苦痛」「朝の通勤が慌ただしく、行くだけで疲れてしまう」など、通勤が会社に行きたくない理由になっているケースもあります。
「在宅勤務なら朝から元気に働ける」「時間に余裕がある朝はそれほどネガティブな気持ちにならない」など、仕事そのものではなく、通勤に問題がある可能性が高いです。
恋人と別れて辛い思いをしている、子育ての悩みが尽きないなど、プライベートでの悩みも仕事へのモチベーションを下げる原因になっている可能性があります。
プライベートの悩みが原因で、仕事に集中できなくなることはよくあることです。
そのため、ミスをし続けたり、周囲に迷惑をかけたり、上司に叱られたり...といったことが起こります。
それが原因で、「働きたくない」「会社に行きたくない、家にいたい」となってしまうのです。
体調が万全でないことも、「仕事に行きたくない」「働きたくない」「何もしたくない」と感じる理由となることがあります。
発熱やケガなど、明らかな体調不良がある場合は、病院に行く、薬を飲むなど、明らかな対処法があります。
しかし、「寝不足で頭が働かない」「なんだか疲れていて元気が出ない」といった状態は、多くの人が見過ごしています。
また、女性の中には「PMS」や「PMDD」といった月経前の不調に悩まされる人もいるでしょう。
男性中心の職場では生理休暇が取りにくく、周囲の理解も得にくいため、症状の重さだけでなく精神的なストレスもかかりやすくなります。
以上、仕事に行きたくない理由の一例をご紹介しました。
理由を知っておくことで、転職や休職、退職を含めた対策ができるかもしれませんので、まずは知ることから始めてみてください。